今回から3回に渡り紹介する「OMO5東京大塚(おも) by 星野リゾート」の宿泊体験記。まずは、レポートの要となる施設概要と客室の特徴を紹介します。
施設の立地
JR山手線大塚駅から徒歩1分の好立地にある「OMO5東京大塚 by 星野リゾート」。施設の裏には都電荒川線の線路が走り、周辺にはたくさんの飲食店や商店が軒を連ねています。
都電荒川線をインスパイアしたデザインが面白い「OMOベース」
エレベーターを上ると、さっそく目に入るのはたくさんのつり革と電車のシートを模した横並びのソファー。
過去に東京さくらトラム(都電荒川線)の駅で実際に使われていた駅名看板をそのまま利用したこのスペースは、フォトスポットとして人気の高いエリアです。
電車好き注目のユニークな撮影グッズ
フロントやOMOカフェ&バルのあるOMOベースの一角には、電車の運転士がかぶっているようなオリジナルデザインの帽子をはじめとした撮影グッズを配置。電車好きの方やお子さんたちが大喜びするユニークな撮影アイテムをたくさん取り揃えています。
都電荒川線のことをもっと知ることができる「都電マップ」
テーブルの上には都電マップが置かれ、都電荒川線各駅の名前や経路を知ることができるので、こちらもぜひ注目してみてください。
くつろぎスペース完備の「やぐらルーム」
同施設の客室は、建築デザイナー佐々木達郎氏が手掛けた「やぐらルーム」となっています。
このやぐらルームは、ロフトのように2段になった居室部分の下部をくつろぎスペースを、上部にベッドを配置し、小さなスペースを最大限有効活用したユニークな構造となっています。
金庫やクローゼットはやぐら寝台へ向かう階段部分に配置。
木材を多用したナチュラルなデザインも、居心地の良さを感じられる要素となっています。
和の要素を取り入れた浴室
バスルームの壁面のタイルは市松模様。木の桶やバススツールも、和の要素を感じられるバスルームの雰囲気にあわせて配置されています。
東京さくらトラムとコラボした「都電ルーム」
同施設には1室のみ、東京さくらトラムをテーマにした「都電ルーム」があります。
入室してまず目に入るのは、路面電車がデザインされたロールカーテン。
客室のベースはやぐらルームと同様。くつろぎスペースには電車や車の模型が置かれています。
居室のラグには路面電車の線路のような模様が描かれており、室内すべてが“電車”一色となっています。
電車好きの好奇心をくすぐるユニークなデザインに、思わずテンションが上がることでしょう。