【VOVO】村上春樹も愛した伝説のカレー屋が中目黒に…！

みなさんはカレーって知ってますか？
いきなり4歳児みたいな質問してすみません。

そうです。あの茶色かったり緑だったりするうまいやつです。

でも今回紹介するカレー屋、VOVOはみなさんが知ってるカレーとは少し違うかもしれません。

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VOVOってどんなお店？

ラーメン屋のジャンルで「二郎系」って聞いたことありませんか？
カレー屋にもそういったジャンルがあって、「GHEE系」というジャンルが存在するんです。

かつて原宿にあったカレー屋、「GHEE(ギー)」。
村上春樹さんをはじめ、多くの著名人に愛されていました。

「GHEE系」の特徴は、お皿の真ん中に盛られた平らなライス、そして両側に添えられた2種類のルー。

VOVOはその伝説のカレー屋、GHEEで働いてた方がオープンしたお店で、今はなきGHEEの味を受け継いだカレーを食べられます。

まずは迷うことなく2コンビネーションカレーを頼みましょう。

バターチキン、ビーフカレー、ドライカレー、野菜カレーの中から2種類を選べます。

美しいビジュアル…見た目、味ともに個人的に一番おすすめの組み合わせです。

VOVOのバターチキンはすごくマイルドな味なんだけどコクがある。バターの風味とほんのり感じるトマトの酸味が最高にうまい…！

辛味のあるスパイスを使用していないので、辛いのが苦手な方でも美味しくいただけます。

そして逆サイドにはビーフカレーを配置。バターチキンとは正反対の超攻撃な味。

一口目、二口目は少し辛めの欧風カレーかな？と思って食べ進めていたのですが、気が付いたら頭皮から汗が噴き出してました。

しかし単に辛いだけじゃなく、ビーフの旨味、フルーツの甘み、スパイスの苦みの絶妙なバランスがクセになり、スプーンが止まらなくなります。

食べ終わったあと、店員さんに「辛いっすねぇ！」と思わず言ってしまったのですが、そんなときはバターチキンを少し混ぜてみると、辛味も抑えられて味わいも変わるのでおすすめとのこと。

続いては写真右側のドライカレー。ちなみにこの写真だけライス大盛りです。

牛肉と豚肉を使ったドライカレー。辛味は少ないけどスパイスの風味はしっかりあります。

お肉の中にはとろけたチーズがマルっと隠れていて、これがドライカレーと最高の相性。多めに入ったコーンもいいアクセントになって、ライスが進みまくります。

写真左側が野菜のカレーです。

個人的に野菜系のカレーはあまり頼まないのですが、VOVOの野菜カレーは別。

ベースはトマトの酸味とスパイスなのですが、よく味わうとサツマイモやピーマンのほどよい甘さがしてきます。

スープカレーとチリスープを足して2で割ったような味わい…表現が難しいですが少なくともVOVOでしか食べたことのない味です。

普通はカレーの付け合わせには「福神漬け」や「らっきょう」が選ばれますが、VOVOの薬味は独特。

青じその実、ラッキョウ、さくら大根などを混ぜ合わせた、GHEEから受け継ぐ特製薬味。

「ふりかけの感覚で」とメニューには書かれていますが、僕の中では「おかず」でした。

とにかくご飯にめちゃくちゃ合う…！酒のつまみにもいいかもしれないです。この薬味だけビン詰めにして置いといてほしいレベルでウマい。