2020年に11月に中目黒店を創業の地としてオープンした「ブルースターバーガー」が、
2022年7月31日をもって閉店するそうです。
実はかなり頻繁に利用していたので、めちゃくちゃ残念です。
▼オープン時には我らがナカメディアの編集長がかなりいい記事を書いています。
渋谷宇田川町にも出店していたようですが先月の6月に、たった半年で閉店していました。
他にもあった神戸、立川の店舗も既に閉店していて、最後の中目黒店も閉店ということで、事業から完全撤退の様相です。
好きだった理由
コロナ禍にマッチした「キャッシュレス」「非接触」の店舗
2020年4月に初めての緊急事態宣言が出て、その年の11月にはオープンしているので、時代にあったイケてる事業でした。
アプリで頼んで決済し時間になったら取りに行くというスタイルは便利でした。
とても美味しい
味も美味しく、トマトやレタスなどの野菜もケチってないところが好きでした。
ナゲットやポテトのあげ具合も好きで、サイドも必ず頼んでいました。
期間限定のトリュフバーガーもちゃんとトリュフの香りがしてリピートしました。
何より安い
そして何より安い!
近所の高級バーガーと変わらない美味しさなのに、マック価格という理想的なハンバーガーショップでした。
人件費削減で出来ている価格という感じですね。
撤退の理由を考察
ではどうして撤退しちゃうの〜ということで考察してみます。
原材料の高騰
ブルースターバーガーは原材料費が約60%ということで、
飲食店としてはべらぼうに原価率が高いです。
一般の飲食店だと30%以内に収めていることから本当に高いことがわかります。
昨今の小麦や油の高騰、電気代の値上げなど、原価率がもっと高くなっていた可能性があります。
資金繰りの悪化
2020年創業なので約2年で撤退です。
2年で店舗の契約更新などもあったかもしれませんが、事業継続のための資金繰りがうまくいかなかった可能性があります。
でもこのタイミングでの撤退だと初期投資費用も回収出来てないのでは。
テイクアウト需要が落ち着いてきた
テイクアウト専門でやっていましたが、コロナ禍が長引く中、外食のニーズが再び高まりテイクアウトニーズが想定より早く鈍化した可能性もあります。
現に中目黒店では途中から中のオフィス部分をイートインスペースとして改装していました。
内部抗争勃発か
ベンチャーやスタートアップあるあるですが、創業メンバー同士で意見や事業の方向性の違いが出てきて、会社を畳むということもあり得ます。
創業者の父親が焼肉ライクなどの複数の飲食店事業を展開していることから、ハンバーガー事業からは撤退して他の飲食事業へシフトってこともありそうですね。
なくなる前に食べておこう
ということで、すぐに注文しておきました!
なくなっちゃうの本当に寂しいです。
さて、次はどこのハンバーガー屋さんの常連になろうかな。