外側を着飾る服ではなく、内面の本質を纏う服。
そう、visvim。
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こんにちは、玉村です。
今回は目黒川沿いに店舗があるファッションブランド「visvim」と、
visvimが発行する雑誌、関連イベントについてのご紹介。
アート、カルチャー、ものづくり…というKWに反応する人は好きかも。
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雑誌美しすぎん?
visvimとは
2001年に中村ヒロキ氏がスタートしたメンズブランド。
裏原系と記載されることが多いが、現在のテイストとしてはアメカジに近い。
ドメスティックブランドの中でも圧倒的コンセプチュアルで、国内外に熱狂的ファンを持つ。
読み方は「ビズビム」「ビズヴィム」が一般的。
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これほしい~
シューズからスタートしたブランドだが、現在はトータルファッションブランドとして拡大。
visvimのウィメンズラインWMVを含む、「WMV VISVIM TOKYO」は中目黒に店舗を構えている。
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このWMVのモデルさんとにかくかわいくて好き。
ざっくり言うと、「長く使えるいいものをいい仕事で」というようなブランド。
visvimを語るにあたって「ものづくり」というキーワードは外すことができない。
日本的な手仕事を得意とし、こだわる部分に徹底的にこだわる。
例え、見えない場所でも。
つまり大量生産の製品とは対角。
生産数は異様に少なく、ほぼ全てが限定品と言っても過言ではない。
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どうやったら買えるのかわからないやつ
アメリカンヴィンテージに影響を受けた中村氏が生み出す一生もののプロダクトは、
彼の強い志が形になったものと言い換えることもできる。
“アンチ”アンチエイジング。
歳を重ねるごとに美しくなりたいし、
そういう人になりたい。中村ヒロキ
出典元:WWD
中村氏のこの感性。
プロダクト以前の話になってしまうが、
これこそが人々の心を掴んで離さないのかもしれない。
着る人は選ぶ。
(着ればおしゃれになれるブランドではない、後述。)
visvim信仰
visvimは「玄人向けブランド」と評されることがある。
それは、ファッションというジャンルにありながら、
一般的な”かっこいい”とは違うカテゴリにあることを指すのだろう。
どちらかと言えば、職人、という言葉が似合う。
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これを履いたらモテるとかそういうのじゃない
プロダクトの表層に出ない箇所、「そこまでやるの?」というレベルまで一切妥協なし。
もちろんそれは一見して分からないし、ましてやvisvimを知らない人からしたら意味すら分からないと思う。
アメリカンヴィンテージにルーツがありながら、
日本的な粋も軸として存在しているのが面白い。
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素材へのこだわり強すぎて糸から作っちゃった話好き
ヴィンテージ。
質と価値の高い年代物、という意味で使われる言葉だ。
その言葉の裏には、「大切にされ続けてきた」という含みもある。
ブランドを通じて未来のヴィンテージと表現されるvisvimの服は、
「あなたが大切にし続ければ、それは年月を経てヴィンテージになり得る」
というメッセージ性すら感じてしまう。
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未来のミュージアムは作れますか
着るだけでかっこよく見せることができるプロダクトではない。
一生ものの一点を大切にしていく、
その姿こそが、visvimを纏う「かっこよさ」と表現できるのではないかと思う。
インスタントでコンビニエンス、
ファスト&ファーストでなんでも手に入る時代と相反して眩い。
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いきすぎてると気持ちいい
visvimを着る人の気持ちを表現すると、
それは好きとかという言葉だけではなく、
共鳴、
そして信仰なのかもしれない。
表面をかっこよく見せるための布を提供しているのではない。
でも、だからこそ、それがいい。(と思う)
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泥水も切っては切れない関係
雑誌「Sub sequense」の第3号が発売
そんなvisvimの運営元キュビズムから、
第3号となる雑誌「Sub sequence」の発売が決定。
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この距離で眺めても満足
内容は以下のとおり。
エッセイ
ファニー・シンガー/坂口恭平/イ・ラン/川瀬 慈/柴崎友香/マイク・エーブルソン
特集 あの瞬間、あの服
スーザン・キム/カイル・フィールド/西山 徹/カサラ・ナンダスタ/クリスピン・チャットウィンド/鎌田豊成/遠藤ゴーあかり/リサ・モンテールデス
その他コンテンツ
スーネ・ヨンソンの写真/ショートストーリー「オリーブ、あるいは世界の終わりのブルース」エトガル・ケレット/ブルーノ・タウトの「竹皮編み」を継ぐ/ジョーダン・ナサールの手刺繍布/しまい込まれた歳月 中村ヒロキ、リチャード・ノイトラ「シャーマン邸」を復元する/庭師・安諸定男 他
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入稿中すら美しい
特集に名前のある西山徹氏は、メンズブランド「DESCENDANT」のデザイナー。
こちらも中目黒に店舗がある人気ブランド。
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中目黒の民ならお店の前通ったことあるよね
アート、カルチャー、その文脈を経てのファッション。
発売前にして楽しみすぎ。
どれだけ電子書籍が便利であろうと、紙媒体で大切に残したいと思える雑誌。
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綴じすら美しい
中目黒の直営店ではイベントも
新刊発売を記念して、中目黒と原宿の店舗でイベント
「Subsequence Bazaar」の開催が決定。
Tシャツ、キャップ、トートバッグなどのオフィシャルグッズの販売、
これまでの誌面で紹介された作家の方々の作品や製品の展示・販売が行われる。
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目黒川沿いの店舗
visvimという、美しきフィロソフィーを持ったブランドが中目黒にあることを誇らしく思う。
また、中目黒という街も、住民に大切にされて価値が高まり続けていく、
そんなヴィンテージライクな街であってほしいとも思う。
イベント期間 | 2020年9月18日(金)~9月27日(日) |
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営業時間 | 11:00~20:00 |
店舗名 | WMV VISVIM TOKYO |
住所 | 東京都目黒区青葉台1-22-1 |
公式サイト | https://www.visvim.tv/jp/ |
公式インスタ | https://www.instagram.com/visvimwmv/ |
それでは、中目黒でお待ちしております。
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